北海道でカメラを現地調達した話~そのまま留萌本線へ
前回のブログの最後で「また北海道行くかも」と書いてましたがご覧の通り行ってまいりました。しかも今回は2か月ほど北海道に滞在していました。
今まで自前のカメラを持っていなかったので、滞在先のハードオフで購入しました。以降私のブログで使用する写真はそのカメラで撮影したものになります(一部Pixel6aで撮影したものもあります)。
開店と同時に即購入
当時私は旭川近郊に滞在していたので、市内にいくつかある店舗から購入しようと「オフモール」というハードオフの通販サイトでよさげな中古品を探していました。それでちょうど良さそうなカメラを見つけて朝10時の開店とともに入店し、即購入してきました。どんな機材かは内緒ですが、Nikon製です。

留萌線でカメラ試運転
購入して早速カメラを使ってみることにします。この日はまだ乗ったことが無かった留萌本線に行きます。かつては留萌市内を通って増毛まで伸びていた線路も今となっては雨竜郡沼田町の石狩沼田駅まで短縮され、たったの14.4kmになってしまいました。和歌山電鐵貴志川線やひたちなか海浜鉄道湊線が14.3kmなのでそれと同じくらいの距離です。そんな留萌線も全線廃止がすでに決定しており、このブログを書いている数日前に廃止届が正式に提出されたようです。廃線が近いと葬式鉄が湧いてきそうということで今のうちにと思い足を運ぶことにしました。

旭川駅始発の石狩沼田行き

現在の留萌本線には交換設備がなく、深川駅以外は1面1線の駅だけなので、一つの車両がひたすら行ったり来たりするだけのダイヤになっています。ですが車両基地は旭川にあるため、1日1往復だけ旭川まで直通するようになっています。ということで乗車したのは旭川駅12:04発4925D、普通列車キハ54の1両です。普通列車ですが北秩父別のみ通過します。なおこの日は宗谷線の快速なよろ4号が遅延したため、接続待ちで10分くらい遅れての発車でした。

かつては乗り換え駅、面影は雪に埋没
旭川から約45分、終点の石狩沼田駅に到着です。石狩沼田はかつて、札沼線(学園都市線)の終着駅でした。札沼の沼は石狩沼田から取っていたんですね。1972年に石狩沼田~新十津川が廃線になっており、すでに半世紀以上経っているため廃線跡はほとんど分からない状態になっています。今では1面1線の石狩沼田駅はもともと3番線まであり、2番・3番線の島式ホームは現在まで残されています。ただし雪に埋もれてまったく分からなくなっていました。

折り返しの列車ですぐ戻るのはな、と思って駅周辺を散策してみます。沼田町の中心地なので、そこそこ街が広がっています。とはいえ娯楽的なものはなく、やることがないので暇つぶしに留萌本線の廃駅を訪問をすることに。沼田町内には真布駅と恵比島駅という二つの廃駅があり、両駅とも駅舎がそのまま残っています。このうち恵比島駅は沼田町営バスを使って訪問することができ、利用しました。真布駅を経由する便もありますが、完全に地元通学客を意識した時刻設定のため、旅行客にとっての使い勝手は良くないです。

どこに行っても埋没


このバスは途中からフリー乗降となるため、恵比島駅が近づいたら運転手に知らせて降ります。それで到着したはいいのですが...

見ての通り、埋もれてます...実はこの日は帯広で積雪が1mを超えたと話題になった時で、帯広で1mということは、日本海に近い空知地方ならどうなっているかなんて...まぁそういうことです。なんとか雪をよじ登って近づけないか試しましたが、命の危険を感じて断念しました。そもそも廃線巡りは冬にやるべきではなかったですね。

恵比島駅は朝ドラすずらんの撮影が行われたロケ地の一つで、ドラマ内では明日萌駅として登場しました。その時のロケセットが残されていて、駅前にある旅館風の建物も撮影で使われたものです。国土地理院によれば恵比島駅周辺の人口は10人程度。建物は点在していますが人の気配はほとんどない印象でした。




先ほどの町営バスはこの先の幌新温泉で折り返してくるので滞在時間は約20分ほど。到着時は晴れていたものの、しばらくすると急に猛吹雪に。手が冷たくなりすぎて凍傷になるところでした。

乗ったバスは途中まで私だけだったこともあり、運転手さんと雑談していました。曰く、恵比島駅は定期的に除雪しているそう。しかし見ての通り除雪が追いつかないみたいですね。訪問したタイミングが悪すぎました。また夏に来ます...。

思ってたよりは利用者がいる
石狩沼田駅に戻ってきました。この駅は簡易委託ということで、みどりの窓口ではないもののきっぷを購入することができます。平日の17時まで営業しているとのことでしたが、私が訪問した際には窓口が閉まっていました。調べた感じ結構気まぐれ営業らしいです。






留萌線は短縮された今となっても依然として赤字が続いています。沼田町の調査では利用者の約7割が高校生だそうで、観光での利用はかなり少なさそうです。利用した日は平日で、ガラガラだろうと思っていましたが、各駅で誰かしら乗り降りがあり、見た感じ地元の方のようでした。

日本一始発が遅い駅
石狩沼田駅にの隣、北秩父別駅は片方向としては日本で最も始発が遅い駅となっています。深川方面の始発は6時台からありますが、石狩沼田方面は16時まで来ません。厳密には、汽車は来るけど通過されてしまうということです。この駅は数少ない板張りホームで、かつては木造の待合室もありましたが、こちらは倒壊しそうになったため撤去されました。現在は物置小屋が置かれているのみです。


まぁそんなこんなで深川駅に到着。この時間は函館線の普通列車がないため、特急ライラックで旭川に戻ります。

