準快の汚部屋

クソみたいな備忘録

第8回CSLフォトコンテストに出た感想と今後への課題

8回目のCSLフォトコンテストが無事終わりました。私は今回で2回目の参加でしたが1次審査落ちということで...反省とかは後述しますがともかく素晴らしい作品揃いでしたのでまだ見てないよって方は作品群を見てみてください。

csl-contest.net

 

 

 

気になる?例の作品の作り方

Twitterエゴサ?みたいなことをしていたら約2名の方が作り方に関して気になるという趣旨のツイートをされていたのでせっかくですので共有したいと思います。まぁ私はこの技は2度と使わないかなと思います(もはやトラウマなので)。

正直、文で表すよりオフショットを見てもらったほうが早いかなと思いますが足りないところは適宜文章で説明していきます。

まずコンセプトとして廃駅が決まった駅をいろんな向きから4回撮影してみた!という風になっています。左上から秋→冬→春→夏という並びにしています。春が営業最終日で夏が廃駅後解体というイメージ。

下の春と夏はそのままいつものように地面に直置きしていますが、問題は秋と冬です。このゲームは地形を細かく調整するのが難しいので、ただ土を盛るだけだと安定しないし下の春夏に干渉してしまうと。そこで活躍してくれたのがPO(Procedural Objects)君です。当方まだまだmod初心者で使い方がよく分からず前回第7回ではほとんど出番がなかったツールでしたが、CSL Contestのサイト( https://csl-contest.net/archives/1660 )で解説されていたのを参考に応用させていただきました。本当に助かりました。自作した地面用プロップ(プロッパボウというらしい?)をPO化して引き延ばしてその上に草木やPO化した駅を置いています。冬の地面も自作で、フリー素材として転がっていたシマシマ模様のテクスチャをノーマルマップにしてプロップに反映させています。私は雪国の人ではないのでもしかしたら雪の雰囲気に違和感を感じる方がいるかもしれませんがどうでしょうか....。そして一番手前側に置いてある一番の目玉プロップ、そう「額縁プロップ」というネーミングセンスのない仮称で紹介していますが、こちらも自作で、もともとは以下の写真のようにスクショの外側にも枠がありました。しかしいざ撮影しようと影描写をONにしてみたところ、枠の影が不自然にスクショの中に映り込んでしまうではないですか。

低スペPCで遊んでいるので負荷軽減のため制作中は影描写OFFにしていたのが今回ばかりは仇となってしまいました。なので急遽、縁を消すことになったということです。そもそもデフォルトの太陽の位置だと春と夏が思い切り影に隠れるのでかなり低い角度まで下げています。完成作品の春に映り込むオレンジの列車がやけに反射しているのはこれが理由だったんですね。とまぁ4分割のカラクリはある程度分かってもらえたかと思います。以下にオフショ画像と簡単な解説を載せます。

枠外はなにもないのがわかりますね

反対側からみた写真。つなぎ目の汚いところが枠の裏側に隠れるよう調整しています。

夏・解体中のエリア。わかりにくいですが駅名標が取り外されて棒だけになっています。

雪プロップを調整する前

 

 

敗因、反省点

グランプリに輝いたTomoさんの作品などを見ればわかりますが、私のは草木の表現が雑だったなと反省しています。まぁ4分割作業にとらわれすぎて時間がなくなったせいなんですけどね。  言い訳してもしょうがないのですがそういうところが勝利への決め手になるのかなと感じました。中途半端は良くないね!そして、写真の説明文はちゃんと説明に使おうね!という話です。(小泉構文)自分の中ではポスターのキャッチコピーにありそうな文を書けば心打たれるかな、みたいなことを考えて差別化のためにもそうしていたのです。しかしそれが仇となってしまいました。結果発表のあと、フォトコン後夜祭にお邪魔して講評等いただいたときに言われたのが、

不正かと思った

です。説明文に「POで枠を手前に置きました!」とかひとこと簡単な説明でもあったら投票していたかも、という意見がありました。あぁ........................................って感じでしたねぇ。。。応募するときのルールに、スクショした画像をトリミング以外で加工をしてはならない、とあるんですね。それで今回の作品が別々に撮った4枚の画像をあとで1枚に貼り合わせた不正作品と思われていたようで...。事務局のかたに確認されることもなくスクショが掲載されていたので、そういう凝った作品だと思って投票してもらって一次審査通過してあわよくば入賞...と考えていただけに一次落ちが分かったときは内心とてもショックでした。メンヘラ気質な性格なので「もう2度と参加しねぇよぉ!」と半泣きな気持ちでいたのですが、後夜祭で種明かしするとみなさんの反応がかなりよく、とても励みになりました。コメント本当にありがとうございました。時間があれば次回も参加したいと思います。というわけで今回の最大の反省点は、

説明文ではちゃんと説明しろ!

です。応募時の説明文の下にある工夫点の欄にはカラクリを書いていたんですが、それは審査員しか見れないのでね...今後私みたいな不正を疑われそうな挑戦的な作品を作るかたがいたら充分ご注意ください。せっかくの苦労が台無しになります。

 

次回は「懐かしい 新しい」

今度のテーマは対極になる2つのワードということで、どちらか片方のみの要素でスクショを作ってもいいし、私みたいに画面を区切って両方を取り込むのもありかもしれません。ちなみに私は次回もし参加できそうな場合、今回のような画面を区切る作品は作らないと決めていますのでご安心ください(?)。もともと画面を4分割にしたのは完全に見た目のインパクト欲しさが目的でしたので。前回第7回で初参加したときは一次通過こそしたものの入賞争いには全く入れなかったので反省として絵面のインパクトでいこう、という考えで生まれたのが今回の作品でした。次回はわかりやすさ・伝わりやすさを最優先して今度こそ一次通過、あわよくば入賞も狙っていきたいと思っていますので対戦よろしくお願いします!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!